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- 楽天モバイルって本当に無料で使えるの?
- ポイント貯めるの大変なんじゃないの?
- ポイント払いすると損って聞いた
数多くある携帯会社の中で唯一無料で使える可能性がある楽天モバイル。本当に無料になるのか、ポイントを貯めるハードルが高いのではないか、そう悩んでいる人も多いと思います。
今回は現役でスマホ販売員をしており楽天モバイルを3年間愛用している私が、楽天モバイルをポイント支払いで無料で利用する方法を完全解説します。
基本的な方法や注意点はもちろん、ポイントを貯めるコツや状況に合わせたシュミレーションもしていきます。
- 私自身が無料で利用していること
- 日々多くの方を接客していく中で実際に楽天モバイルを無料で利用している人が非常に多いこと
- その方法も簡単であること
これらのことは私が身を持って体感している事実です。
本記事を読めば全て理解できるので、必見の内容です。
楽天モバイルを無料で利用する方法
楽天モバイルの料金を楽天ポイントで支払うことで毎月の料金を無料にすることができます。そのためには以下の3点を理解しておくことが必要です。
- 楽天モバイルの通信料金
- 必要な楽天ポイント
- 楽天ポイントを効率的に貯める方法
全てこの記事内で詳細を解説していきます。
楽天ポイントで料金を支払う
楽天モバイルの料金は楽天ポイントで支払うことができます。
楽天ポイントは1ポイント1円で計算されるため、楽天モバイルの料金が2000円の場合、2000ポイントを消費することで料金を無料にすることができます。
楽天ポイントには以下の2種類があります。
- 通常ポイント
- 期間限定ポイント
通常ポイントは日々の支払いで楽天カードや楽天ペイを利用すること、楽天のサービスの支払いをすることで貯まります。通常ポイントは楽天カードの料金の支払いに充てることができ、使い道に困ることはありません。
期間限定ポイントは楽天市場のお買い物マラソンやキャンペーン等で貯まります。一度にポイントを大量獲得できるケースなどはありますが、消費期限があり、楽天カードへの充当ができません。
楽天モバイルの料金は通常ポイントと期間限定ポイントのどちらでも支払うことができます。つまり楽天モバイルを無料で利用したい場合は、種類を問わずポイントを獲得していくことが大切です。
楽天カードはほぼ必須
楽天モバイルをポイントで支払うためには、楽天モバイルの料金の支払い方法をクレジットカードに設定しておくことが必須です。
支払い方法の設定はポイントで支払わないときに決済される手段で、ポイント支払いをする際はクレジットカードには請求はきません。ただし支払い方法を銀行引き落としにしている方はそもそもポイント支払いが選択できないため、クレジットカードを登録しておく必要があります。
ポイント支払いをする条件を満たすためには、楽天カード以外のどんなクレジットカードでも大丈夫です。クレジットカードを増やしたくない場合は無理に楽天カードを申し込む必要はありません。
しかし「楽天モバイルを無料で使いたい」という思いがある方は楽天カードはほぼ必須と考えた方が良いです。理由は単純で、楽天カードがあるかないかだけで日々のポイントの貯まり方が大きく変わってくるからです。
- 日々の買い物で楽天カードを利用してポイントを貯める
- 楽天のサービスを楽天カードで支払ってポイントを貯める
- 楽天市場でのポイント還元率(SPU)を2%上げる
このように楽天経済圏を利用してポイントを貯めていく際に、楽天カードが全ての基盤になると言っても過言ではありません。
- 楽天カードの基本スペック
- 楽天カードは年会費が永年無料で基本還元率1%の超優秀なクレジットカードです。楽天のサービスの支払いではさらに多くのポイントが貯まり、楽天市場での還元率(SPU)を2%上げるなど、楽天経済圏においては必須のサービスです。
楽天カードには年会費がかかる「楽天ゴールドカード」や「楽天プレミアムカード」もありますが、多くの人にとってはオーバースペックになるため始めは必要ありません。
私自身も年会費無料の通常の楽天カードを利用していますが、それでも楽天モバイルの料金を無料にするは非常に簡単です。
「ポイ活ガチ勢」ではなく「楽天モバイルを無料で利用したい」ということであれば、まずは通常の楽天カードを申し込むようにしましょう。
ポイント支払いができないものに注意
楽天モバイルの料金では一部ポイント支払いができないものもあるので注意が必要です。
- 機種代金の分割支払金
- 機種を「代金引換」で購入する場合
- キャリア決済
上記のものは楽天ポイントでの支払いができません。これらの料金は設定しているクレジットカードに請求がきます。
機種を購入した場合の機種代金はクレジットカードで一括で支払う設定にしておくことでポイントを利用できるようになります。分割や代金引換で購入する場合は対象外になるので注意が必要です。
しかしこれらの料金でポイント支払いができなくても楽天モバイルを使う価値は十分になります。毎月の通信料金や通話料金は無料になるため、それだけでも他社では受けられない恩恵があります。
- 具体的なイメージ
- 楽天モバイルからの請求内容が、
通信通話料金2000円+機種代金1500円+キャリア決済500円=4000円
という形だった場合、通信通話料金の2000円分のみポイント支払いをすることで、実際の支払い金額を2000円のみにすることができます。
機種代金の分割を組んでおらずキャリア決済も利用しない、という方であれば完全に無料にすることができます。
無料になっている人は非常に多い
私自身は楽天経済圏で年間15万ポイント程度獲得しており、毎月の楽天モバイルの通信費は当たり前のように無料になっています。
また私はスマホ販売員の仕事をしているため日々多くのお客様の利用状況を聞かせて頂いていますが、楽天モバイルを無料で使っている方は非常に多い印象です。
- 楽天モバイルを利用し始めてから楽天経済圏も使うようになり、結果的に通信費が無料になった
- 楽天経済圏を使って通信費を無料にしたくて楽天モバイルを利用し始めた
どちらのパターンも多くいらっしゃいますが、事実として無料で利用できている方は多いです。
また楽天経済圏を意識的に使っていない方でも気付いたらポイントが貯まっており、2.3ヶ月に一度は無料になる、毎月1000円引きくらいで使える、というケースも多いです。
楽天経済圏を意識的に活用していくことで楽天モバイルを無料で利用することは多くの人にとって簡単になります。
本記事ではその点にフォーカスを置いて解説していきますので、ぜひ読み進めてみてください。
楽天経済圏でのポイントの貯め方
楽天ポイントを効率的に貯めるためには楽天経済圏を活用していくことが大切です。
- SPUを上げて楽天市場で買い物をする
- 日々の支払いで楽天カードや楽天ペイを使う
- 楽天ポイントカードを提示する
- 楽天モバイルのキャンペーンを使う
この4種類の貯め方を実践していくことで無理なくポイント還元が受けられます。それぞれの貯め方の詳細を解説していきます。
SPUを上げて楽天市場で買い物
楽天市場にはSPU(スーパーポイントアッププログラム)という概念があります。SPUとは楽天市場でのポイント還元率で、自分が利用している楽天のサービスの数によって決まります。
ここでは楽天市場で高還元を狙うための方法を解説しますが、完璧を求める必要はありません。無理なくできる範囲で実行するだけでもかなりのポイント還元が見込めます。
以下が楽天のSPUを上げるためのサービスとポイントの倍率です。
- 楽天会員登録(+1倍)
- 楽天モバイル(+4倍)
- 楽天カード(+2倍)
- 楽天銀行(+0.5倍)
- 楽天証券(+1倍)
- 楽天ひかり・楽天Turbo(+2倍)
- 楽天でんき(+0.5倍)
- 楽天キャリア決済(+2倍)
これら以外にもありますが、多くの方にとって実践しやすい項目のみを集めました。この中から自分が無理なく利用できるもののみ利用して、ポイント還元率を上げていきます。
例えば、楽天会員登録(全員している)、楽天モバイル、楽天カードを利用しているだけでSPUは7倍になります。つまり楽天市場で買い物をすると7%のポイント還元が得られるということです。5000円分の買い物をした場合、それだけで350ポイントが獲得できます。
- 楽天お買い物マラソン
- 楽天お買い物マラソンとは月に一度以上開催されるキャンペーンで、1000円以上の買い物を複数店舗ですることによって、その店舗数に応じてSPUが上がるキャンペーンです。
例えば5店舗で買い周りをした場合SPUは+5倍になるので、元々のSPUが7倍だった場合は合計で12倍になります。買い周りをした順番に関係なく、この5店舗分での買い物に対しては全て12%還元になります。
楽天経済圏を攻略する上でお買い物マラソンの有効活用はとても効果的です。
購入を急がない商品に関しては自身でメモをしたり、楽天市場のカートに入れたりして準備しておきましょう。お買い物マラソンが始まってからまとめ買いをするだけで、出費は変わらないですがポイントを効率的に貯めることができます。
私が楽天市場でまとめ買いをしているものの一例は以下の通りです。
- 米やパスタなどの保存が効く食品
- プロテインやサプリメント
- こだわりがない家具や家電、収納用品
- ヒートテックや部屋着
- 薬局で置いている商品全般
- スマホやパソコンの周辺機器
無駄使いを避けつつ、いつも買っているものを楽天市場で買うように変更できないかを検討することが大切です。楽天ポイントを欲しいあまりに無駄なものを買ってしまうことは本末転倒なので気をつけましょう。
- 0と5が付く日も意識しよう
- 楽天市場では0と5が付く日はポイントが+1倍になります。
楽天お買い物マラソンとの併用もできるため、「楽天お買い物マラソンの中で0か5が付く日」が最高倍率となります。ただし0と5が付く日のポイントアップは楽天カードでの支払いのみが対象なので、楽天カードは必ず利用するようにしましょう。
以上が楽天市場を利用したポイントの貯め方の概要とコツにです。先ほどもお伝えしましたが、できる範囲で無理なく実践するだけでも十分効果的です。私も完璧を求めず、ゆるくやっていますがそれでも十分にポイント獲得ができます。
私自身は基本のSPUが11%程度あります。その上でお買い物マラソン等を活用していくため、結果的に還元率は17〜18%程度に落ち着くことが多いです。このくらいであれば年間10万〜15万ポイントくらいは十分狙えますが、楽天モバイルを無料で使うためのポイント数であればハードルはかなり低くなります。
日々の支払いを楽天カードと楽天ペイで
コンビニや飲食点での日々の支払いを楽天のキャッシュレス決済に切り替えることでも、楽天ポイントを獲得できます。
具体的な方法は以下の通りです。
- 楽天ペイが使えるお店では楽天ペイを使い1.5%還元
- 楽天ペイが使えないお店では楽天カードを使い1%還元
こちらは楽天市場での貯め方と違い非常にシンプルで実践しやすいことが魅力です。どちらも無料で利用することができるので、楽天経済圏初心者でも始めやすいことが特徴です。
楽天ペイは1.5%還元を受けれるスマホ決済アプリです。使える店舗も多く、レジでバーコードを見せるだけなのでスムーズに決済ができます。注意点としては楽天ペイで1.5%還元を受けるためには支払い元を「楽天キャッシュ」に設定しておく必要があります。
- 楽天キャッシュとは
- 楽天キャッシュとは楽天ペイや楽天のサービスで利用できる電子マネーです。楽天カードや楽天銀行、その他銀行からもチャージができるため利用のハードルは低いです。
ネット上で残高確認やチャージができるため、現金を利用するよりも手間がかからないことが魅力です。
私は今でこそ楽天銀行を利用していますが、楽天銀行を開設する前は三井住友銀行から楽天キャッシュにチャージをしていました。それでも1.5%還元は受けれるため、アプリをインストールすれば誰でも簡単に使い始められます。
楽天ペイが利用できないお店では楽天カードを使って決済していきます。還元率は楽天ペイに劣ってしまいますが、それでも1%の還元を得られるので使うだけお得です。
タッチ決済にも対応しているのでスピーディーに決済ができます。またスマホと連動させてApple payとして使うこともできるので、持ち物を増やしたくない場合でも安心して利用できます。
この2つの貯め方をするだけ日々の支払いのほとんどに対してポイントが還元されるため、「意外と貯まってる」と実感することができます。キャッシュレスの活用で現金を利用する手間が省けることも考慮すると、ポイント以上の価値があると思います。
私はこの2つで全ての決済をしているため現金を使う場面がほとんどありません。ATMは月に一度行くか行かないかくらいの頻度になっています。
楽天ポイントカードが使えるお店も多い
楽天ペイのアプリには楽天ポイントカードの機能が付帯しています。楽天ポイントが貯まるお店で決済の前にこのポイントカードを提示するだけ決済額の1%の還元が受けられます。
つまり楽天ポイントカードと楽天ペイの決済でポイントが2重取りできます。
- 楽天ポイントカードの提示で1%還元
- 楽天ペイで決済して1.5%還元
- 合計で一度の決済で2.5%還元を受けられる
このような流れになります。
楽天ポイントカードを利用できるお店は限られていますが、ケンタッキーやガストなどの数多くのチェーン店、ファミリーマートやデイリーヤマザキなどのコンビニなど、意外と多くのお店で貯めることができます。詳しく知りたい方は楽天公式の以下のページをご覧ください。
楽天ポイントカードの提示は慣れるまでは忘れてしまうこともありますが、覚えているときだけやる、くらいでも十分効果があります。私自身も楽天経済圏を3年間使っていますが今でも忘れてしまうことはあるため、無理に完璧を求める必要はないと思います。
ただし楽天ポイントカードは楽天ペイのアプリに付帯しており、アプリや持ち物を増やす必要がないため、覚えているときだけでも提示しておくことでコツコツとポイントを貯めることができます。
申し込み時にキャンペーンを利用する
楽天モバイルや楽天カードをこれから申し込む方は、キャンペーンを利用した申し込みを忘れないようにしましょう。
- 楽天モバイル他社からの乗り換えを申し込みで14000ポイント還元
- 楽天モバイル新規契約の申し込みでも7000ポイント還元
- 楽天カード初めての申し込みで5000ポイント還元
これらが現在開催されているキャンペーンになります。
申し込んで利用するだけで一気に大量のポイントを貰えるチャンスなので、必ず使うようにしましょう。またこちらのキャンペーンで獲得できるの期間限定ポイントなので、楽天カードに充てることはできませんが、楽天モバイルに充てることはできます。
>>楽天モバイルSIMのみ契約のキャンペーン|還元時期や受け取りまでの流れも解説
キャンペーンを利用して楽天モバイルを無料で利用することを体験できるので、この機会に申し込むことがおすすめです。
【簡単】無料になる例をシュミレーション
楽天経済圏を利用して楽天モバイルを無料で利用する大体のイメージはできてきたと思います。
しかし「実際に自分でもできるのか?」「どれくらいのSPUがあればできるの?」と疑問に思う方も多いはずです。そのためSPUや楽天モバイルの利用金額を加味して具体的なシュミレーションをしていきます。
生活スタイルや状況によって利用できる楽天のサービスは違うと思うので、3パターンに分けてシュミレーションをしていきます。
基本SPUが5%の場合
楽天会員登録と楽天モバイルの2つのみを利用する場合、SPUは5%になります。その場合、お買い物マラソン等でポイントアップをするとSPUを10%程度で利用することができます。
- 楽天市場で1万円利用→1000ポイント獲得→3GB未満ならほぼ無料
- 楽天市場で2万円利用→2000ポイント獲得→20GB未満ならほぼ無料
- 楽天市場で3万円利用→3000ポイント獲得→20GB以上でもほぼ無料
このようにお買い物マラソンをうまく活用できる方は、基本のSPUが5%でも楽天モバイルを無料で使うことができそうです。
また楽天カードを利用しない前提なので、日々の支払いは全て楽天ペイを利用することになります。
楽天ペイは1.5%還元なので、1ヶ月で2万円利用すると仮定すると300ポイントが還元されます。楽天市場でのポイント付与と足し合わせることで、楽天モバイルを完全無料で使うことができます。コンビニや外食、スーパーなどで1ヶ月2000円程度と考えると、かなり再現性は高そうです。
楽天市場でのまとめ買いができない場合は、楽天ペイの利用金額に依存してきます。
- 楽天ペイで5万円利用→750ポイント
- 楽天ペイで3万円利用→450ポイント
このように考えると、楽天市場でのまとめ買いができない場合は楽天モバイルを無料で利用するハードルは比較的高いと言えます。楽天モバイルの利用GB数が3GB未満で収まる場合は料金は1078円なので、大半の人が無料にできます。しかし無制限で利用する場合は「楽天市場のお買い物マラソンの有効活用」が全ての鍵になります。
やはり楽天経済圏を利用する上では楽天カードは必須と考えて良いでしょう。
基本SPUが7〜8%の場合
楽天会員登録、楽天モバイル、楽天カードを利用している場合の基本のSPUは7%です。また楽天銀行や楽天でんきなど比較的取り入れやすいサービスを使うことで7.5%〜8%程度の還元率は確実にいけます。そこにお買い物マラソンを加味すると13%程度の還元率にすることができます。
おそらく大半の方が無理なく利用できる範囲はこのくらいかなと思います。
- 楽天市場で約7700円利用→1000ポイント獲得→3GB未満ならほぼ無料
- 楽天市場で約15000円利用→2000ポイント獲得→20GB未満ならほぼ無料
- 楽天市場で23000円利用→3000ポイント獲得→20GB以上でもほぼ無料
これだけの還元率があれば楽天モバイルを無料で使うことはかなりハードルが低そうです。やはり楽天モバイルを無料で利用するためのコツは、「楽天カード」と「楽天お買い物マラソン」の2つを使いこなすことだと言えます。
また楽天カードがあることで、楽天ペイの1.5%還元が利用できない店舗でも楽天カードを使い1%還元を受けることができるので、ポイントの取りこぼしも少なく済みます。これに楽天ポイントカードの提示もしていれば、足りていない端数の部分を埋めることは容易です。
楽天でんきを使っている方であればその分のポイントも貯まるため、かなり余裕がありそうです。
さらに、大きな出費がある月は楽天モバイルの料金を無料にしてもポイントが余るため、翌月に利用することも可能です。楽天市場での利用金額はあくまで目安で、ポイントを余らせている月はそこまで使わずとも余っているポイントで払えてしまいます。
基本SPUが10〜11%程度の場合
先ほど紹介したサービスに加え、楽天モバイルキャリア決済や楽天ひかり、楽天Turboなども利用していると基本のSPUは10%を超えてきます。
Androidスマホを利用している方は楽天キャリア決済の利用がおすすめです。サブスクなどの支払い方法をキャリア決済に変更して2000円を超えるだけでSPUが2%上がります。iPhoneでは楽天キャリア決済を利用できないため、WiFiなどの契約も検討してみましょう。
基本のSPUが10%を超えていると、お買い物マラソンを利用してSPUを16%くらいまで引き上げることが可能です。
- 楽天市場で約6200円利用→1000ポイント獲得→3GB未満ならほぼ無料
- 楽天市場で約12500円利用→2000ポイント獲得→20GB未満ならほぼ無料
- 楽天市場で約18000円利用→3000ポイント獲得→20GB以上でもほぼ無料
最低限のまとめ買いさえしていれば簡単に目標金額に届きます。また上記はお買い物マラソンで5店舗程度の買い周りを想定しているため、店舗数を増やしたり、0と5の付く日を意識するだけでさらにポイント還元率を上げることができます。
私自身は基本SPUは11%程度ですが、年間で15万ポイント程度獲得できます。ここまでSPUを上げれた方は、楽天モバイルを無料で使うことだけでなく、楽天カードの支払いに充当するなど色々な工夫ができそうです。
出費が多くなりそうな月こそ上手に立ち回ることを意識して、ポイントを余らせることがとても有効です。私は楽天経済圏を始めて間もない時期に引っ越しが被り、その月だけで5万ポイント程度獲得できたこともあります。
結論:楽天カードさえあれば簡単
様々なシュミレーションを行った結果、分かったことは以下の通りです。
- 楽天カードさえあれば比較的簡単にできる
- お買い物マラソンを活用することがコツ
- ポイントが余る月に翌月に繰り越すことでよりハードルが下がる
楽天経済圏と聞くと日常の全てのサービスを楽天に統一するイメージがある方もいると思いますが、楽天モバイルと楽天カードのみでも十分機能するのでご安心ください。
また楽天市場での立ち回りに関しては「日頃自分が買っているものを楽天市場での購入に変更できないか」を考えるだけでもかなり可能性が見えてきます。
まずは楽天モバイルと楽天カードを申し込んで楽天経済圏を利用してみる、その後ご自身の状況に合わせて利用できそうな楽天のサービスを追加していく、という流れがおすすめです。
楽天モバイルの料金とその他費用
楽天モバイルを無料で利用したい人は、楽天モバイルにかかる費用を理解しておくことが大切です。
- 通信料金
- 通話料金
- 初期費用
- 解約金
この4つに分けて解説していきます。
通信料金は安くてシンプル
楽天モバイルの通信料金は以下の通りです。
通常料金 | 家族割引適応時 | |
3GB未満 | 1078円 | 968円 |
20GB未満 | 2178円 | 2068円 |
20GB以上 | 3278円 | 3168円 |
1ヶ月を通して使ったGB数の分だけ料金を支払うシンプルな仕組みです。最近では多くの携帯会社が料金プランを複雑化しているため、料金プランが1つしかなく分かりやすいことも楽天モバイルの魅力の1つです。
>>【プロが解説】楽天モバイルの料金|割引やポイント還元で最安で利用する方法
他社に比べて料金が圧倒的に安いことが特徴です。また20GB以上は無制限で利用できるため、通信制限になることなどはありません。
>>楽天モバイルは本当に無制限?他社と比較しておすすめである理由を解説
ポイントで支払うことができても通常の料金が高いと無料にするためのハードルは大きく上がってしまいます。通常の料金が安い楽天モバイルだからこそ実現できるものなのです。
通話料金は基本的に無料
楽天モバイルを使っている人は「楽天Link」という専用の通話アプリを利用することで、24時間国内通話が無料でかけ放題になります。
楽天Linkがあることで基本的には通話料金が無料で済みます。しかし楽天Linkは、若干ではありますが通常の通話に比べて通話品質が劣ってしまうため、一部のビジネスシーンでの利用は推奨していません。楽天Linkと通常の通話の使い分けに関しては別記事で詳しく解説しています。
>>【3年以上愛用】楽天Linkは無料?通話品質は?15分かけ放題との違いも解説
楽天モバイルを利用している人の国内通話の選択肢は以下の3つです。
- 楽天Linkを使って無料で通話
- 通常の通話を22円/30秒の従量課金で利用する
- 通常の通話で「15分かけ放題」を1100円/月で利用する
基本的には楽天Linkを利用する人が大半だとは思いますが、楽天Link以外から通話をかける予定がある方はその料金も加味することで楽天モバイルの正確な料金をイメージすることができます。
ここまでで話した「通信料金」と「通話料金」の2点が楽天モバイルで毎月発生する金額になるため、金額を把握した上で必要な楽天ポイントをどう貯めるか、無料で利用するためにはどの程度の買い物が必要か、目安を計算することができます。
初期費用は無料
楽天モバイルは契約時に事務手数料などの初期費用がかかりません。
大手3社を始めとする多くの携帯会社では契約時に事務手数料を支払うことが一般的になっており、金額は3850円であることが多いです。楽天モバイルではそのような費用もかからないため、通常の月額のみ支払っていけば問題ありません。
事務手数料は1ヶ月分の通信料金に匹敵する金額なので、それが無料になることは嬉しい人も多いと思います。
基本的には解約金はかからない
基本的には解約金はかかりませんが、一部例外があります。
- 契約から一年未満での解約
- 利用実態がない回線
上記の2点を両方とも満たすと楽天モバイルから解約金1078円が請求されるケースがあります。
キャンペーンでのポイント獲得を目的に契約して回線を利用せずに解約する、ということを防ぐためのルールなので大半の場合は関係ありません。またかかったとしても1078円以上取られることはないので、その点も安心できます。
私が試しにサブ回線で楽天モバイルを契約し、1週間程度利用したのちに解約してみましたが、解約金は発生しませんでした。恐らく二つ目の「利用実態がない回線」という方に当てはまらなかったのだと思います。
絶対に大丈夫というわけではありませんが、一年以内に解約しても解約金がかからない場合が大半であると言えます。
- 通信料金→安い(最大3278円)
- 通話料金→基本的には無料
- 初期費用→無料
- 解約金→基本的には無料
このように、楽天モバイルはかかる費用が圧倒的に少ないことが魅力です。
毎月3278ポイント以上貯められる方は、それだけで毎月の通信費が無料になります。
無料にならなくても楽天モバイルを利用すべき理由
楽天モバイルの料金やポイントのシュミレーションを見て、「無料になるか不安」「やってみないと確信が持てない」と思った方でも楽天モバイルは契約すべきです。
- 料金が安い
- 電波が安定している
- 経済圏が充実している
- キャンペーンがお得
これら4つの特徴がある楽天モバイルは無料にならずとも契約の価値はあると言えます。
料金が安い
先ほども紹介したように楽天モバイルの1番の特徴は料金の安さです。最大でも料金が3278円で済む上に、GB数をそこまで使わない人、家族と一緒に利用できる人などはさらに安く抑えることができます。
また楽天モバイルでは家族割引となる「最強家族プログラム」以外にも複数のプログラムが用意されています。以下がその一覧です。
- 家族と利用する方→最強家族プログラム
- 13歳〜22歳の方→最強青春プログラム
- 12歳以下の方→最強こどもプログラム
- 65歳以上の方→最強シニアプログラム
「最強家族プログラム」は110円の料金の割引が適応されますが、それ以外の3つに関しては料金割引ではなく毎月楽天ポイントが還元されます。
少額ではありますが受け取ったポイントを貯めていき、楽天モバイルの料金の支払いに充てることも可能です。対象の方がいれば利用することをおすすめします。
>>【プロが解説】楽天モバイルの料金|割引やポイント還元で最安で利用する方法
電波が安定している
楽天モバイルは2024年の夏に電波状況を大きく改善しました。
- プラチナバンドの提供開始
- 新たな電波塔を多数設立
この2つが大きな効果を発揮して大手3キャリアにも追いつくほどの電波の良さを見せています。
現状として大手3キャリア(au、docomo、SoftBank)は電波は良いが料金が高く、その他多くの格安SIMは料金が安いが電波はイマイチという状況になってしまっています。
そのいいとこ取りをするかのように、楽天モバイルは電波が良く料金も安いという状況を完成させました。
「楽天モバイルに今日もはあるけど電波がどうしても不安」という方は、楽天モバイルの電波事情について詳しくまとめた別記事があるので、そちらを参考にしてみてください。
>>【電波が悪いは過去の話】楽天モバイルの電波が大幅改善‼︎繋がらない時の対処法も解説
楽天経済圏が充実している
この記事で深く話してきた内容ですが、経済圏が充実していることは楽天モバイルの強みです。
au、docomo、SoftBankの大手3社も独自の経済圏を作っており対抗はしていますが、以下の点で楽天経済圏に劣っていると言えます。
- そもそもポイントの貯めやすさが楽天経済圏に比べて劣る
- 貯まるポイントがPontaポイント、dポイント、Paypayポイントであるため楽天ポイントに比べて利用しづらい
- ポイントをたくさん貯まるためにポイ活専用の高い料金プランに加入する必要がある
- オンラインショッピングサイトが楽天市場に比べて小規模で品揃えが少ない
- 溜まったポイントをスマホ代に当てれない
これだけでも楽天経済圏が人気の理由がわかると思います。スマホのみならず、多くの事業に力を入れて長年展開してきた楽天グループだからこそ、強い経済圏を作れています。
格安SIMでは経済圏の考え方は基本的にありません。「少しだけポイントが貯まる」などの仕様はある会社もありますが、楽天や大手3社のような利便性や規模感、サービス品質にはまだまだ遠いと感じてしまいます。
つまり経済圏を利用したければ楽天モバイルを含む大手4社がおすすめで、その中でも頭一つ抜けている楽天経済圏が1番おすすめということです。
>>【初心者向け】楽天経済圏とは?メリット・デメリットや活用法を解説!
キャンペーンがお得
楽天モバイルは入会のキャンペーンが豊富です。
- 楽天モバイル他社から乗り換えを申し込みで14000ポイント
- 楽天モバイル新規契約の申し込みでも7000ポイント
- 楽天カード初めての申し込みで5000ポイント
これらが今開催されている楽天モバイルのキャンペーンです。
>>楽天モバイルSIMのみ契約のキャンペーン|還元時期や受け取りまでの流れも解説
申し込んで利用しているだけで大量のポイントが獲得できます。これらのポイントは期間限定ポイントなので、楽天カードの支払いに充てることはできませんが、楽天モバイルの料金支払いに充てることはできます。
ポイント獲得できるタイミングは4.5ヶ月後になるためそれまでは通常通り支払いが必要になりますが、その後は楽天モバイルを一定期間無料で使うことができます。
その間に楽天経済圏のサービスを申し込んだり、慣れたりすることがおすすめです。とてもお得な機会なので、楽天モバイルを検討していた方はこのタイミングでのお申し込みがおすすめです。
よくある質問
楽天モバイルを無料で利用したい方からよくある質問をまとめていきます。
- 最初に手間はかかる?
- ポイント支払いの方法は?
- ポイント支払いは損?
- 1番おすすめのポイントの使い道は「?
これらにまとめて回答していきます。
最初に手間はかかる?
申し込むサービスの数にもよりますが、楽天モバイルと楽天カードのみであれば1時間もかかりません。自宅で30分程度あれば申し込みは完了します。
- 楽天会員登録→既にしている人が大半、していない場合でも5分で完了。
- 楽天モバイル→eSIMで契約することでオンラインで申し込んで即時開通。目安は20分程度、早い人なら10分で完了。
- 楽天カード→オンラインで10分程度で申し込み完了。後日家に届くので受け取るだけ。
これだけで楽天経済圏の基盤が完成します。あとは楽天市場と楽天ペイのアプリのインストールをするだけです。
ここまでできればあとは楽天経済圏を利用していくだけです。もう全ての設定が完了している状態なので、今後は面倒な手続きや作業は不要です。
楽天経済圏を使ってみて、「より多くのサービスを使ってSPUを上げたい」と感じたときにその都度検討、申し込みをしましょう。
ポイント支払いの方法は?
楽天モバイルをポイントで支払うためには設定が必要です。
- 今から楽天モバイルを申し込む方
- 申し込みの際に支払い方法を設定する画面があります。お伝えしている通りポイントで支払いをするためにはクレジットカードの登録が必須なので、まずはクレジットカードを登録しましょう。
その後下に行くと「楽天ポイント利用」の欄があるため「すべてのポイントを使う」を選択すれば完了です。毎月自動でポイントを優先的に利用してくれます。
- 既に楽天モバイルを利用している方
- 「my楽天モバイル」のアプリを開いて「利用料金」の画面に進みます。
下にスクロールすると「楽天ポイント利用設定」の欄があるためそこを選択し、「すべてのポイントを使う」を選択すれば完了です。次回以降は自動でポイントを優先的に利用してくれます。
ポイントを自動で利用されたくない場合はこの設定は省略しても問題ありません。「ポイントを使いたい」と思ったときに利用料金のページを開いて、何ポイント利用するかを選択することができます。
私は毎月手動でポイントを利用するが面倒なので、自動で利用される設定をしています。そのおかげで毎月勝手に楽天モバイルが無料になっており、何もする必要がないので非常に楽です。
ポイント支払いは損?
「楽天モバイルをポイント支払いするのは損」と聞いたことがあるかも知れません。半分あっており、半分はあっていないため、今から解説していきます。
楽天通常ポイントを利用して楽天モバイルの支払いをするのは勿体無いというのは事実です。理由は、通常ポイントは楽天カードの支払いに充てるのが1番お得だからです。
- 楽天モバイル(3000円)を楽天通常ポイント(3000ポイント)で支払う→無料
- 楽天モバイル(3000円)を楽天カードで支払う(30ポイント獲得)→楽天カード(3000円)を楽天通常ポイント(3030ポイント)で支払う→無料になり30ポイント余る
このように、楽天カードでの支払いを挟むことによって楽天カードの決済に応じて1%のポイントが貯まるため、後者の方がお得であることは間違いありません。これが「楽天モバイルのポイント支払いは損」と言われる理由です。
しかし期間限定ポイントであれば話は変わります。期間限定ポイントは楽天カードの支払いに充てることができないため、楽天モバイルの料金に充てることは損にはならないのです。
一つ前で紹介した楽天ポイントを自動で利用するという設定では、期間限定ポイントを優先的に使うようになるため、こういった損は起こりづらいです。通常ポイントを手元に残しつつ、期間限定ポイントで楽天モバイルの料金を自動で払ってくれます。
1番おすすめのポイントの使い方は?
楽天ポイントのおすすめの利用方法は以下の通りです。
- 通常ポイント→楽天カードの支払いに充てる(1番お得)
- 期間限定ポイント→楽天ペイで使うor楽天モバイルの支払いに充てる(好み)
通常ポイントの利用方法は先ほど話した通り楽天カードの支払いに充てることが1番のおすすめです、期間限定ポイントは好みによって違います。
楽天モバイルやその他楽天サービスの支払いに充てることで、楽天経済圏を活用できている実感や、無料になったという満足感が得られます。
楽天ペイは支払い元を「楽天キャッシュ」にしておくと1.5%還元ですが、支払い元を「期間限定ポイント」にすると1%還元です。ポイントを利用して無料で買い物をして、そこでさらにポイントを獲得できるため二重取りができます。
「どちらの方がお得か」と言われれば後者の楽天ペイの方ですが、楽天ペイの利用頻度や利用金額などを加味するとポイントを無理に使おうとして消費するくらいなら楽天モバイルの支払いに充てる方が良いです。
私は期間限定のポイントは毎月かなり多く獲得しているので、まずは楽天モバイルを無料にして、そこから余ったポイントは楽天ペイで消化しています。
WiFiも合わせて無料で利用しよう
楽天モバイルを利用する方は、合わせてWiFiの利用も検討しましょう。楽天経済圏をより活用できるようになり、ポイントの貯まりやすさもかなり向上します。
- 楽天ひかり
- 楽天Turbo
この2つからご自身の状況に合わせて選ぶことができます。
楽天のWiFiを利用するメリット
楽天のWiFiを利用するメリットは以下の通りです。
- サービスの料金が安く品質が高い
- 料金の支払いに応じて楽天ポイントが貯まる
- 楽天市場でのSPUが2%上がる
特に3つ目のSPUに関しては非常に恩恵が大きいです。
楽天モバイルを無料にするために必要な楽天市場での買い物を大幅に減らすこともできますし、獲得できるポイントが増えるため様々な用途で利用することができます。
私は楽天Turboを利用していますが、ご自身の状況に合わせて楽天ひかりも検討してみてください。
楽天ひかりの6ヶ月無料キャンペーン
楽天ひかりはフレッツ光系列のWiFiなので、現在フレッツ光の系列を利用している方は工事なしで簡単に切り替えることができます。
楽天ひかりにかかる料金は以下の通りです。
- 月額料金:戸建て5280円、マンション4180円
- 契約事務手数料:1980円
- 工事費:最大22000円(フレッツ光系列からの事業者変更の場合無料)
フレッツ光の電波を利用するため品質も良く月額料金も安いため、光回線を利用している方にはおすすめです。
さらに現在楽天ひかりは月額料金が6ヶ月間無料になるキャンペーンを開催しています。それだけでも3万円近くはお得になるため、楽天経済圏を利用している方にはとてもおすすめです。
楽天Turboの6ヶ月無料キャンペーン
楽天Turboはコンセントに刺すだけでWiFiが利用できるホームルーターです。工事などの面倒なことが一切必要ないので、手軽にWiFiを導入したい方におすすめです。
楽天Turboにかかる料金は以下の通りです。
- 月額料金:4840円
- 契約事務手数料:3300円
- 本体代:41580円
私自身も使っていますが、コンセントに刺しておくだけで安定した電波を利用できます。
さらに現在楽天Turboは月額料金が6ヶ月間無料になるキャンペーンを開催しています。さらに楽天ポイントが20000ポイント貰えます。これだけで合計5万円近くお得になり、本体代の41580円を払っても余りある特典です。
楽天経済圏を使っている人であれば導入を検討したいサービスなので、ぜひこの機会に導入してみましょう。
まとめ
本記事の要点をまとめると以下の通りです。
- 楽天モバイルを無料にするためには楽天カードさえあれば多くの人が可能
- 「お買い物マラソン」を攻略することができれば簡単
- キャンペーンを活用することで早速大量のポイントを獲得できる
- 楽天モバイルは無料にならなくても利用する価値はある
まずは楽天モバイル+楽天カードを申し込み楽天経済圏に慣れていくことがどんな人にもおすすめです。楽天経済圏を利用していく中で追加できそうなサービスがあればその都度追加していきましょう。
またポイントの獲得方法や利用方法は突き詰めればとても細かいですが、そこまで完璧にやろうとする必要はありません。本記事の内容を実践するだけで、楽天モバイルを無料で使うくらいであれば比較的簡単にできます。
まずはキャンペーンを活用して、楽天モバイルと楽天カードの申し込みから始めましょう。